ボジョレーヌーボー三昧


ボジョレーヌーボーの製造工程
 ボジョレーヌーボーは、渋みのもとであるリンゴ酸やタンニン少ないので、通常なら渋みを和らげるために必要な熟成させる期間が短くてすむため、ぶどうの収穫から1ヶ月ほどで完成します。

ボジョレーヌーボーの製造工程をみてみましょう。

1.ぶどうの房を潰さないよう、手摘みで収穫します。

2.ぶどうを潰さず、発酵用のタンクに入れ、フタで密閉します。

3.ぶどう自身の重みで潰れることによって自然に果汁が出てきます。

4.ぶどうの果皮についている酵母で発酵します。

5.自然に発酵が始まり、炭酸ガスが発生することにより、ぶどうの皮の細胞膜を破壊され、赤い色素アントシアニンが出やすくなります。
  これにより、ボジョレーヌーボーの特徴であるフレッシュで色鮮やかな赤ワインになります。

  発酵には2種類あります。
   A.マセラシオン・カルボニック法
     人工的に炭酸ガスを発生させる方法で、
    ぶどうの細胞膜が破壊されるまで2〜3日とかなり早く、
    大量生産に向いています。
   B.マセラシオン・ボジョレー法
     自ら炭酸ガスを作り出す伝統的な方法で、
    ぶどうの細胞膜破壊まで4〜5日、遅いと10日ほどかかります。

6.ワインを一時的に取り除き、ぶどうの皮や種を搾り、
 またワインを戻して混ぜ合わせます。

7.アルコールやエキス分を分析して、アルコール度数が足らないようであれば、アルコール度数をあげるために糖分を足します。

8.もう一度酵母を入れて発酵させます。

9.発酵の際に出た澱を取り除くために澱引きをします。

10.酸味が強すぎてバランスが悪いものは、マロラクティック発酵でバランス良く整えます。

11.沈殿物や浮遊物を取り除きます。

12.おいしいボジョレーヌーボーの完成です。